あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。
(コリント第一12:27)
とあるようにキリスト者は信仰者としての個人の歩みの大切さと共に、いやそれ以上に、つながっているキリストのからだなる教会の歩みと成長が重要であることを教えています。
パウロは信仰者として苦しみの中で個人的にはこの世を去って、早くキリストと共に賛美と平安に包まれて神と共に永遠に生きることを願いましたが、教会を通してもたらされるキリストの福音の素晴らしさと豊かさのゆえに、苦しみの中にあっても大いなる喜びにあふれていたのです。
キリストの十字架の贖いと復活のゆえに教会は潜在的にそのような可能性に満ちた場所でもあるのです。
ですから信仰者としての成長は教会の成長と連動しています。
教会の成長と言っても数や経済的な意味というよりも神のみこころにそってつながるクリスチャンの信仰的成長が最も大切です。
それは健康な教会を目指すと言っても良いでしょう。
人間の心身が外から、内からの闘いに打ち勝って強くなるように(それは免疫力と呼べるでしょうが)、教会も外側からの攻撃(異端や非聖書的な教え)と内側からの攻撃(信仰者が神を忘れ、自分の力により頼むこと)に対し聖霊の働きによって一つとなってそれらに打ち勝ち、成長してゆくことが求められます。
自分の成長のために、他の信仰者のために、そしてまだ信じていない人のためにも健康な教会の成長を目指しましょう。
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