本日の聖書箇所は、ペンテコステの出来事について書かれています。
ペンテコステとは、主イエスがお生まれになったクリスマス、そして十字架の後の復活を記念するイースターと並んで、聖霊が降り、教会が誕生した日として、キリスト教が最も大切にしている日の一つです。
その日、激しい風が吹いているような響きが家全体にあり、また外に出た弟子たちは様々な国のことばを語り出すという不思議なことが起きました。
他国のことばをガリラヤ人達が語るというのは驚くべきことなのですが、語っていることはただ一つのこと、「神の大きなみわざ」でした。
聖霊は神であり、驚くべき奇跡的なこと、しるしをなすことの出来るお方ですが聖霊が降った時、特筆すべき働きとは「神の大きなみわざ」が表わされたということです。
神の大きなみわざとは主イエス・キリストの十字架と復活により、罪を赦し、永遠の命と復活を約束がなされたということです。
この時、聖霊を受けて、語っている者を「酒に酔っているのだ」という者もいました。
これは当然のことであの宗教改革者ルターも「世は聖霊の賜物を見もせず、理解もせずに、逆に、あざけり侮辱します。
実際、私たちの主が言われたこと、語られたことは、すべてこの世に合わず、合わせることもできないのです。」と言っています。
だからこそ、人が主イエス・キリストを救い主と信じるためには聖霊の働きが欠かせないのです。
この神の大きなみわざを伝えるために教会が生まれたのです。
このことにおいて教会が一つとされて祈る時に聖霊に満たされて、宣教のみわざが進められてゆくのです。
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