今日の聖書箇所は私たちが成長するために互いに教え合い、学びあうことの流れについて教えてくれています。
まず、私たちが教えることが出来るためには、自分自身がみことばを理解しておく必要があります。
「キリストのことば」とは主イエスが実際言われたことだけでなく聖書全体のことを指しています。
キリストのことばは聖書全体に及び、聖書全体はキリストのことを証言しているのです。
次に「キリストのことばをあなたがたのうちに住まわせる」ということが大切です。
それは、神がわたしたちと共におられ、聖霊がわたしたちのうちに住まわれるように、みことばを自分の内側に迎え入れ、みことばと共に日々の生活を送るということになります。
そのようにして段々とキリストのことばを用いて互いに教え、戒める(助言する)ような人間関係と交わりが生まれてきます。
ひとりひとりが「キリストのことばを豊かに住まわせる」とき、そういう人たちが集まる教会は豊かなまじわりを築くことができるのです。
「キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ」と言われている中にある『あなたがた』は「教会」、「知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め」とは、教会のまじわり、「詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。」とは教会の礼拝です。
教会に集う者ひとりひとりが「キリストのことばを豊かに住まわせる」とき、教会にみことばが宿ります。
そこから「知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め」あい、成長していくまじわりが生まれ、「詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌う」真実な礼拝が捧げられるようになるのです。
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