本日の説教題、聖書箇所ともに今年の教会のテーマであり、指針聖句となっているところです。
今年も残すところあと4ヶ月となりましたが今一度、今年の教会のテーマを確認し、主にあって実りある一年とさせていただきたく願います。
パウロはこの書で教会のあるべき姿として一致していることが最も大切であると語ります。
これは何もパウロが考えていることというよりも、主イエスがキリストに従う者に最も願っておられることです。
「わたしは、ただこの人々のためだけでなく、彼らのことばによってわたしを信じる人々のためにもお願いします。
それは、父よ、あなたがわたしにおられ、わたしがあなたにいるように、彼らがみな一つとなるためです。」ヨハネ17:20, 21
主にあって一致することこそ、神なる主イエスが私たちに望んでおられることなのです。
その一致は「御霊の一致」と表現されていますがこの一致を作り出しなさいとは言われないで「保ちなさい」と言われています。
しかも一致を保つために「謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに忍び合い」と最大、最高の配慮がなされる必要があることが言われています。
それは小さな灯を嵐の吹きすさぶ中にあって消さないように守っているようなことに譬えられるかもしれません。
考えてみれば、主イエスが教会に、そしてクリスチャンに願っておられることは波乱万丈に満ちた信仰の歩みと言うよりは置かれた場で恵みと真実の神様を見上げ、同労者なる兄弟姉妹を敬いつつ、静かにしかし誠実に主に従ってゆくことではないでしょうか。
神にのみ栄光があるように!
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