今年の秋は日本中、ラグビーで盛り上がっています。特にこのスポーツには尊敬、リスペクトということばが根底にあるような気がしています。同じチームの仲間への尊敬、監督、コーチ、スタッフへの尊敬、相手チームへの尊敬、審判への尊敬、応援してくれる人への尊敬・・人を尊敬すること、敬意を払うこと、尊敬ということばが心の中で響いています。
今年は「キリストにある絆と一致」というテーマに沿って教会生活を共に送って参りました。どれぐらい教会の中で兄弟姉妹との絆と一致が強められたでしょうか? 待降節までしばらく、どうしたら教会の兄弟姉妹の絆が深められるのか学んでゆきたいと願っています。今日はその一回目「互いを尊敬し合う」ということを学びます。上述のラグビーの話ではありませんが、いやラグビーどころか、「互いに尊敬し合う」ということが教会につながる一人一人にとって大切なことであると聖書は教えています。
みことばには「尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。」ローマ12:10とあります。これは、そのように思いなさい、心に留めておきなさいということではなく、もっと積極的に尊敬と敬意を示しなさいという意味です。別の聖書の訳は「互いに尊敬を示すことに秀でた者となりなさい」となっています。人を尊敬するとはテクニックや方法の問題ではありませんがそれでも尊敬を示すことにおいては神様から知恵と赦しをいただいて麗しいキリストのからだなる教会を建て上げることが求められています。
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