1.キリストの選びとは・・私たちが誰かの友となる場合、自分のほうからその人を友だちに選びます。
しかし、主イエスは「あなたがたがわたしを選んだのではない。
わたしがあなたがたを選んだのである」と言って、主イエスとわたしたちとのつながりの主導権は主イエスにあると言われるのです。
それは私たちの選択が否定されているのではありません。
イエスがまず、わたしたちを選んでくださったので、わたしたちもイエスを選ぶことができたのです。
イエスを選ぶこと自体、イエスが私を選んでくださったからこそ出来ることなのです。
それが分かると私達の心に神の平安と安心が訪れます。
2.使命のために選ばれた・・キリストに選ばれていること、それは私たちに安心と安全を与えてくれます。
それと共に使命を与えてくれます。
選びと使命は、いつでも結びついています。
その使命とは何でしょうか。
ぶどうの枝が実を結ぶためにあるように、キリストに選ばれた者たちに与えられている使命もまた、実を結ぶことにあります。
3.神が結ばせて下さる実・・では、わたしたちが結ぶべき実とはどんなものでしょうか。
聖書にはすくなくとも三つの実があります。
第一は「聖霊の実」です。
これは、聖霊がわたしたちの人格の中に生み出してくださるものです。
第二は「行いの実」です。
わたしたちの内面が良いものへと変えられていくとき、わたしたちの行いも良いものに変えられていきます。
第三は「福音の実」です。
「福音」、つまり、キリストの救いについての良い知らせがわたしたちを通して、人々に伝えられていくとき、救われる人々が起こされ、教会が生まれ、さらに聖霊の実、行いの実、そして福音の実が結ばれていくのです。
神が必ず実を結ばせて下さることを期待して信仰生活に励みましょう。
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