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6月21日 「父なる神の愛に支えられて」(ローマ8:31〜39)

 本日6月第3主日は「父の日」です。

1907年に「母の日」が決まってから3年後に、ある人が「『母の日』があるのなら『父の日』があっても良いのではないか」と思い、ついでに決まったそうです。

そう「父の日」はついでに出来たのです!?神の愛に似ているのは母の子に対する愛とはよく言われ、「母の日」の方が大きく取りあげられます。

これは普通の父と母に対する印象ですがはたして聖書は父についてどのように語っているのでしょうか?

 聖書はほとんどの場合、神は父であると言い、神の愛を父の愛として描いています。

実際に神は御子イエス・キリストの父です。

本来はイエス・キリストの父であるお方を、イエス・キリストによって、はじめて、父とすることができる特権が信仰者には与えられています。

「神は愛である」とありますが神は人間を創造されてから、人を愛し始められたのではありません。

「愛」とは永遠なる神の御性質です。

ですから、はるか昔から、神は御子イエス・キリストを愛しておられるのです。

そのことから神が、まるで、御子イエス・キリストを愛するかのように、私たちを愛していてくださっていることに繋がります。

それは喜ばしいことですが神の愛の完全な理解には至りません。

 

 さらに聖書は、それ以上のことを教えています。

父なる神が、愛してやまないその御子を犠牲にしてまでも、私たちを愛してくださったというのです。

父なる神が、愛してやまないその御子を犠牲にしてまでも、私たちを愛してくださっているということ。

このキリストの父なる神の愛に触れたならば十字架は勝利のしるしとなり、すべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となることが約束されています。

このように試練を乗り越える秘訣はキリストの父なる神の愛を知り、その愛に触れることに尽きます。

 


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メッセージの要約(2020年6月21日)
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