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3月28日 「天国への道」(ルカ23:39~43)


イエス・キリストと両隣の二人の男が十字架にかけられている場面です。

一般の人からすると十字架の上で死にそうになっている男が、同じように十字架にかけられ死に行く男に救いを求めているのです。

そして真中のイエス・キリストは「まことに、あなたに告げます。

あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」と言われました。

男に「天国は約束されています」という何とも不思議な会話がなされています。

しかしイエスはこの短い会話の中に天国に行く道をはっきりと示しておられます。

天国に行くためには何が必要とされているのでしょうか?

それは第一に自らの罪を認めるということです。

この男は、ただひとり罪のないお方、完全にきよいお方の前で、自分の罪を認めています。

第二にイエスを神の子キリスト、救い主として信じ、受け入れています。

本当に自分の罪を認めた者は必ず罪の赦しと救いを求めます。

そうでないならそれは反省、後悔の段階で終わってしまっているのかもしれません。

そして第三にこの男はイエス・キリストに救いを願い出ました。

つまり「私を救ってください」「天国に入れてください」と願い出ることです。

この男の場合、遠慮もあって「私を思い出してください」と控えめな言葉でした。

しかし、主イエスに願い求めています。

それぞれの段階において私たちのプライドや根拠の無い楽観主義(例えば「まだまだ死なない」という思い)が邪魔をします。

しかしこの男は人生最後に救いを得たのです。

天国への道は開かれています。

 


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メッセージ内容(2021年3月28日)
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