救いに至るローマ書の道(4)「告白がもたらす恵み」(ローマ10:9〜10)
人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。ローマ10:10
ローマ10:9〜10は信仰と共に、告白を教えています。
9節では告白して、信じるとあり10節では信じること、そして告白するとなっています。
これは別々のものではなく、ひとつのことということです。
心にある信仰は、告白となって唇に上るものです。
「告白する」という言葉は「同じことを言う」という意味があります。
何と同じことを言うのでしょうか。
一つには自分の心の中にあることと口に出すこととが同じであるという意味です。
心の中にあることと口に出すことが違っているのは偽善者ということになります。
またもう一つの意味〔これはクリスチャンにとっては大きな意味を持ちます〕は私が口に出すことは神の言葉と同じだということです。
神の言葉が「すべての人は罪を犯した」と言うので、私たちも「私は罪を犯しました」「私は罪びとです」と告白するのです。
神の言葉が「罪から来る報酬は死です。
しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」と言うので、私たちも「私を死から救い出し、永遠の命を与えてください」と願うのです。
ローマ10:9に「イエスを主」と告白し・・・とあるように信仰の告白をもっとも短くするなら「イエスは主です。」となります。
私たちはどこにあっても「イエスは主です」と告白し続けます。
それが証しとなり伝道となるのです。
信仰の告白は、自分を救うだけではないのです。
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