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2月27日「教会を在らしめるもの」(使徒1章6〜8節)


今日は礼拝後、教会総会が持たれます。

教会のことを祈り、考え、行動してゆく起点となる大切な時です。

教会は突然生まれたのではありません。

信仰者が考えて発足したのでもありません。

神様の深いご計画の中、み心のうちにある過程を経て誕生しました。

総会を持つ時に、今一度、教会を在らしめるもの、教会の存在理由について考えておきたいと思います。

 

第一に、教会は「祈り」から始まりました。

ペンテコステ(聖霊降臨)の時に教会が誕生したとされています。

しかし聖霊を受ける前に「みな心を合わせ、祈りに専念していた」(使徒1:14)のです。

イエスも「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです」(マタイ18:19)

と言われました。

人々が主イエスを覚えて祈りのために集まっている、そこに教会があるのです。

 

第二は「組織」です。

もうすぐ聖霊が与えられることが分かっているにも拘わらずユダの代わりの使徒が選ばれました。

使徒たちは祈りながら、教会の組織を整えたのです。

人も組織も神が用いてくださる器です。

組織がどんなに良く出来ていても聖霊の満たしが無ければ神のわざを現わすことが出来ません。

しかし聖霊に満たしていただくために器を備えておくこともまた必要なことです。

初代教会はきちんとした組織を持っていました。

 

第三は言うまでもなく「聖霊」です。教会が始まる時、そこに祈りがありました。

組織をつくり、それを整えていました。

しかし、もし、聖霊が人々に降り、組織を満たさなかったら、教会は始まらなかったでしょう。

教会は聖霊によって始まりました。

聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行きました。

そして主が来られる時まで聖霊が働いて下さいます。

 

 


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メッセージ内容(2022年2月27日)
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説教「教会を在らしめるもの」.pdf
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