人類の歴史は戦争の歴史でした。
それ以外にも、無意味で有害な戦いは数多く存在します。
しかし、意味があり、戦い、対峙しなければならない戦いもあります。
貧困との戦い、差別との戦い、病気との戦いは、今も必要でしょう。
聖書には悪との戦い、罪との戦いという霊的な戦いが教えられています。使徒パウロは「信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。」(テモテ第一6:12)と信仰者の生涯は戦いであると教えています。
信仰生活は戦いの生活ですが、信仰のいちばんの敵は何でしょうか。
それはサタンです。
「サタン」というのは「敵」という意味のことばです。
聖書にはサタンが、創世記から黙示録まで、いたるところに登場します。
イエスご自身がサタンと戦われました。またサタンは「悪魔」とも呼ばれます。
「悪魔」という名前には「訴える者」「そしる者」という意味があります。
いつまでも私たちを罪赦されない状態に置いておこうとします。
このサタンに立ち向かい、彼に打ち勝つには、キリストの十字架と復活と昇天を信じる信仰が必要です。
信仰者であると言っても日々の歩みの中では自分自身の弱さや自分ではどうにもならないことばかりです。
それでも私たちは恐れません。なぜなら、神が私たちの味方だからです。
信仰の戦いで勝利を収める秘訣は、一番強いお方を味方につけることです。
自分の弱さを認めて、こころから神に頼る者を神はお見捨てになりません。
神は、そのような人々の味方になってくださるのです。
神が味方になっておられる者に敵対する者は、神に敵対するのです。
その人に勝ち目はありません。私たちは苦しみや困難の只中でも、圧倒的な勝利者になることができるのです。
「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」(ローマ8:31)
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