聖書をどのように読むかは読む人の価値観、世界観によってさまざまな違いがあります。
国民性や地域によっても異なります。
現代は割合、実利的、実際的な読み方をする人が多いかもしれません。
もし、聖書を「生活にすぐに役立つ」ということだけで読むなら、「復活」などという主題を正しく理解することは難しいかもしれません。
それは、私たちが何をどうすべきか、どう生きるべきかということ以上のこと、何が私たちを生かすのかということを教えるものだからです。
何をするか、どう生きるかという前に、私たちを生かす、いのちがどこから来るのかを知っていなければなりません。
そこから、どう生きるべきか、何をなすべきかが分かってくるからです。
聖書によって、そうした根本的な問題の解決を与えられてこそ、聖書が、私たちの人生を支え、潤し、満たすのに大いに役立つものとなります。
イエス・キリストは復活されました。
このイースターのメッセージは、歴史の事実にもとづいており、真理です。
イエス・キリストの十字架と復活という、受難からイースターの朝の三日間に起こった出来事が、私たちに罪の赦しを与えます。
ローマ4:25に「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです」とある通りです。
そしてイエス・キリストが私の罪のために十字架で死なれ、私を救うために復活してくださったと信じる者に救いがやってきます。
人を救う信仰とは、イエス・キリストが私の罪のために死に、私を救うために復活されたということを、心からの悔い改めと感謝をもって受け入れ、そこに信頼を置いて生きることなのです。
「しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。」コリント第一 15:20 後に続く私たちの初穂としてイエス・キリストは復活してくださったのです。
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