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5月1日「主に喜ばれる礼拝をささげよう」(ローマ 12章1、2節)


説教要約 

 

今年の教会指針は「神を愛する者となる」です。神は、私たちに神を愛することを求めておられ、その神への愛を礼拝によって表すことを期待しておられます。ですから「神を愛する者となる」ためにはまず礼拝にどのような思いで参加しているかが問われるところです。

 

1)すべての人が礼拝に招かれている。・・・詩篇の最後(詩篇150:6)には「息あるものはみな、主をほめたたえよ。」ということばで終わっています。神によって造られたすべての人間は、造られた者として造り主である神を礼拝するよう招かれているのです。

2)応答としての礼拝・・・私たちの礼拝は、私たちから始まるものではなく、すでに神が私たちを憐れんでなしてくださった十字架による救いのみわざを覚え、そのことに感謝をもって応答することから始まります。

3)応答としての礼拝・・・ローマ12:1に礼拝とは「からだ」をささげることであると言われています。「からだ」とは具体的な奉仕や捧げるものではなく「私たち自身すべて」ということです。また「からだをささげる」とはキリストの十字架のみわざ、すなわちキリストに従う者も、キリストが歩まれたように十字架の道を歩むことを教えています。

4)礼拝とは自分が変わる時・・・この世は、私たちを外側から形づくろうとし、神は、私たちを内側から形づくってくださいます。その緊張関係の中を私たちは生きています。私たちの心をほんとうの意味で新しくしてくださるのは、聖霊です。私たちの努力や意志力で変わることは非常に困難なことです。しかし聖霊の働きを願い求め、主の御心に従おうとすること、あるいは悔い改めることは人間の側でなされることです。

 礼拝を通して信仰者が変えられ続けてゆきたいと願わされます。

 


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メッセージ内容(2022年5月1日)
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0501説教「主イエスの十字架と復活の福音」.pdf
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