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8月7日「神の武具を身につけて(4)戦いの場」(エペソ6:10〜18)


説教要約
 これまで霊の戦いのために備えておくべき6つの武具について説明がなされました。
「真理の帯」・「正義の胸当て」・「平和の福音の備え(靴)」・「信仰の盾」・「救いのかぶと」・「御霊の剣」です。
これらの神の武具は敵に立ち向かうときはじめて役に立つものです。
そして立ち向かう時に用い方において上達します。
言い換えれば、神のご臨在、聖霊の働きを鮮やかに体験することが出来るのです。
ではどのようなところで神の武具は用いられるのでしょうか? 
つまり霊の戦いの場はどこかということです。
パウロは6つの武具についての説明に続いて「あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。
そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。」18節と言いました。
神の武具を身に着け、手にした兵士は次に何をするのかというとそれは「祈る」ことです。
六つの武具は祈りの中で使われるのです。霊の戦いが行われるのは「祈り」においてであるというのです。
クリスチャンは祈りの中で霊の戦いを戦い、祈りの中でサタンに立ち向かいます。
六つの武具は祈りのための身支度でもあり、祈りのための武具でもあるのです。
「祈る」ことが霊の戦いを戦うことであり、クリスチャンは祈ることによってサタンに立ち向かうのです。それがパウロが教えていることです。
主イエスは、荒野での断食の祈りの中で、またゲツセマネの園での血の汗を流しての祈りによってサタンと戦い、勝利を収められました。
使徒パウロが経験したエペソでの悪霊との戦いもまた、祈りによるものだったことでしょう。
歴史を見ますと、多くの聖徒たちは祈りの中で霊の戦いをし、そして、勝利してきました。
霊の戦いとは一対一の戦いではありませんし、一人で戦い抜くことは出来ません。
だからこそ、とりなしの祈り、教会の一致した祈りが必要なのです。
先ず他の聖徒のために祈りましょう!

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メッセージ内容(2022年8月7日)
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説教「神の武具を身につけて(4)戦いの場」.pdf
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