説教要約
永遠のいのち イエス様はここで永遠のいのちについて語っておられます。それは、いつまでも続くこの地上のいのちのことではありません。人は誰しも地上の生涯を終えて死を迎える時がやってきます。しかし「わたしを信じる者は死んでも生きる」(ヨハネ11:25)と言われたイエス様は、私たちのすべてを生かす新しいいのちがあることを教えておられます。
唯一のまことの神を知ること イエス様がまず挙げられたのが「唯一のまことの神」を知ることでした。人は心のどこかで神を求めている存在です。神の愛を知るまで、心からの平安を得ることも、本当の人生を生きることもできません。それにもかかわらず、生まれながらの人間は神を知らず、そして自分の力で神を知ることができません。神を知ることが永遠のいのちであるにもかかわらず、私たちの罪が神を正しく知ることを妨げ、神の愛を分からなくさせています。ここに人間の罪の悲惨な現実があります。
イエス・キリストを知ること そこで重要となってくるのが「イエス・キリストを知ること」です。神の元から遣わされた、神の御子イエス・キリストが私たちと同じ人間となり、私たちに神の愛を示してくださいました。しかも私たちにいのちを与えるために、自ら十字架に架けられて死んで下さったのだと聖書は教えています。イエス・キリストを通してはじめて、人は唯一のまことの神の愛を知ることができます。
神とともに生きる幸い 神の愛を知ること、それがいつでも私たちが立ち返るポイントであり出発点です。地上の生涯にはなお苦難や苦しみがあるかもしれません。しかし神の愛を知るとき、世界を見る目は変わります。私たちの内に、神の愛を通して注がれる新しいいのちは、私たちを日々新たにし、私たちの心を満たし、希望の光で照らします。人が最も恐れる死の恐怖さえもが、キリストの復活によって希望へと変えられます。
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