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11月27日「みことばを信じる人の幸い」(ルカ 1:39〜45)


説教要約

 

アドベント(待降節)に入りました。今日の箇所にはマリアが叔母エリサベツを訪問した際、エリサベツからマリアが祝福を受けたことが記されています。

 

1)マリアの訪問・・高齢になって身重となったエリサベツは出産までの間、身のまわりの世話をしてくれる人を必要としていました。神の特別な導きによってマリアが選ばれました。エリサベツは自分が産む子がマリアが産む子イエスに仕えることを神から示されていました。同じ時期にマリアはイエスを身ごもることを御使いから示されていました。客観的にはエリサベツを手助けするためにマリアが来たのですが救い主の誕生という神の大きなご計画がそれぞれの場、そして人によって進められていたのです。

 

2)エリサベツの祝福・・信仰の交わりはこの世の常識ではなく、神にあっての常識に沿って進んでゆきます。エリサベツは、自分の子どもほどの年齢の若いマリアを「私の主の母」と呼んで、マリアに自分の母親に対するような尊敬を表しました。「あなたは女の中で最も祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。」ここで、エリサベツは二度「祝福されている」という言葉を使っています。この言葉には二重の意味があります。人に対して使われる時には、「祝福がありますように」という意味になりますが、神に対して用いられるときは、神を「崇めます」、「礼拝します」、「ほめたたえます」という意味になります。

 

3)祝福の秘訣・・神の御子の母となるという祝福は、後にも先にも、マリアにだけ与えられたもので、特別なことの中のさらに特別なことです。では、マリアへの「受胎告知」やマリアの「エリサベツ訪問」は、マリアにとっては特別なことであっても、現代の私たちには当てはまらないものなのでしょうか。いいえ、聖書は、神を信じる者がマリアのように「祝福された人」になることができると告げており、その秘訣を教えています。それは、45節の「主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」という言葉です。

 

 


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メッセージ内容(2022年11月27日)
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説教「みことばを信じる人の幸い」.pdf
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