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12月18日「キリストだけは共にいてくださる」(ルカ2:1~7)


説教要約

 

☆今日はキリストの降誕に関して必ず出てくる飼い葉桶に寝かされた御子イエス様の場面です。

馬小屋で生まれたこと自体、普通ならありえないことですが何故馬小屋で生まれなければならなかったのか考えるとそこに人間のエゴと罪深さが見えてきます。

人口調査のためにベツレヘムに向かうことになったのは皇帝アウグストゥスの思惑、つまり彼の権力と富に対する欲望の故です。

馬小屋で誕生することになったのは宿屋の主人あるいは親族たちの自己中心的な思いによります。

人間のエゴ、罪深さが御子イエスを馬小屋で誕生させ、飼い葉おけに寝かせるという状態にまで追いやったとも言えます。

主イエスの生涯は十字架に至るまで徹底して「人から疎外された」人生でした。

しかし、それは疎外された人を含めて、すべての人が救われるために主イエスが通ってくださったのです。

☆イエスはその誕生のときから、人々に望まれず、歓迎されず、疎外されてきました。

ルカは、救い主の誕生が御使いによって知らされたのに、救い主を礼拝したのは羊飼いのほかなかったと言っています。

マタイでは、東方の博士たちがユダヤ人の王を拝みにきたのに、当のユダヤの人々はそのことを迷惑なことと考え、その存在を心の中から消し去ろうとしました。

ヨハネ1:11はこう言っています。

「この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。」

クリスマスは喜びのときなのに、じつに悲しい言葉です。

しかし、聖書は続けてこう言います。

「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」

☆クリスマスは、イエス・キリストを「救い主、また主」として、自分の心に、生活に、人生に受け入れるときです。

神の子どもとして生まれ、愛する子どもとして神に受け入れられていることを喜ぶ日です。

このクリスマス、神の子どもとして愛されていることを心から感謝しましょう!

 

 


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メッセージ内容(2022年12月18日)
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説教「キリストだけが共にいてくださる」.pdf
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