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1月22日「神に忠実に生きる」(黙示録2:8~11)

説教要約

 今日の箇所で主はスミルナの教会にことばを語られます。最初に語られたのはキリストとは「初めであり終わりである方、死んでよみがえられた方」ということです。全知全能にして永遠なるお方であるということです。キリストをどのようなお方として見るかによってキリストのからだなる教会も変化、成長してゆきます。

スミルナの教会への叱責のことばはありません。むしろ「あなたの苦難と貧しさを知っている」と受容に満ちた慰めと励ましのことばをキリストはかけておられます。スミルナの教会は言われ無き批判、中傷、また迫害によってこの世的には弱体化しているように見えました。しかしキリストは苦難と貧しさによって信仰が増し加わり、霊的に豊かな者とされていることを覚えるようにと語られています。キリストご自身がそのような道を歩まれました。敵対する者だけでなく、民衆、弟子たちでさえもキリストを悪者に仕立てあげようとしたように、怒りや憎しみをキリストのからだなる教会に向けてしまいがちな私たちです。キリストはそれを引き受け、それから「あなたを赦します」と言われます。最悪な状況の中で最高の救いのみわざが成就したのです。

主キリストがスミルナの教会に願っておられることはただ一つ「忠実である」ということです。「忠実である」とは「信仰深い(faithfull)」とも訳せることばです。それは盲従することではなく、信頼して従うということです。キリストから目を離さず、キリストのことばを信頼し、忠実であるならキリストのからだなる教会は状況如何にかかわらず成長しつづけるのです。神なるキリストに忠実に歩んでまいりましょう!

 

 


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メッセージ内容(2023年1月22日)
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