説教要約
1)信仰者の誕生と成長
わたしたちの多くは、いままで神のことを考えたこともなく、聖書を読んだこともありませんでした。けれども聖書を読み、学ぶ機会を与えられ、それによって救い主イエス・キリストに出会いました。イエス・キリストがわたしの罪のために死んでくださったこと、わたしに永遠の命を与えるために復活してくださったことを信じ、バプテスマを受けることによって、その信仰を公に言い表わしました。しかしそれが信仰者のゴールではありません。信仰のスタートラインです。そこからクリスチャンの成長という「救い」のもうひとつの面が広がっていきます。
2)信仰者の成熟を願って
パウロは福音宣教の重要性と共に救われた信仰者が成長することは大切なことであると言います。さらに、信仰者が「成長する者」から「成熟した者」になるように祈り助けてゆくことが自分に与えられた使命であるとも言います。信仰者の成熟とは「その人でしか出せないクリスチャンとしての輝き」と言えるでしょう。パウロはそのことを自分の弱さに働いてくださる神の恵みを体験することによって学びました。
3)成長無くして成熟無し
いきなり成熟を目指しても無理があります。まずは信仰者としての成長を目指して歩むべきです。そのために3つの恵みを主は与えて下さいました。第一は「み言葉」です。神の言葉によって神の子どもとされたクリスチャンは、同じ神の言葉によっておとなのクリスチャンへと成長してゆきます。第二に「祈り」です。祈りにおいて自分の願いが多い私たちですが「み言葉」への応答の祈りも大切です。第三に「教会」です。特に礼拝は神の家族としての教会がいちばん表される時であり、また場でもあります。礼拝は教会のダイニングルームです。
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