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9月10日「キリストのかたち(10)みことばに生きる幸い」(コロサイ3章16節、マルコ4章2〜9節)


 説教要約

 

1.みことばが豊かに住む。

 このみことばの「住む」という言葉は「誰かといっしょに一つの家に住む」、つまり「生活を共にする」という意味があります。私たちは人格的に造られていますから共に生活するなら、互いにその影響を受けます。キリストのことばを心に住まわせるなら、キリストのことばは私の人生を大きく変え、豊かなものにしてゆくのです。

 

2.みことばが根付くことを妨げるもの

 私の心にみことばが住むあるいは根付くことを妨げるものがあります。そのことについてイエス様は種まきのたとえを用いて分かりやすく教えておられます。それはイエス様が語られたことからするなら種が蒔かれた土地が「道端」であり、「岩地」であり、「茨」でした。それらは私たちの頑なな心、様々な試練、そして誘惑や思い煩いといったものを表しています。

 

3.みことばが生み出す豊かな人生

 「みことばが私の内に住む」あるいは「みことばが根付く」ということは、神の言葉がすこしばかり芽を出せばいいとか、かろうじて生き残りさえすればよいということではありません。コロサイ3:16は「キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。」と言っています。神がわたしたちにお与えくださる力や恵みはけっして小さなもの、貧弱なものではありません。それはいつでも大きく、力強く、豊かなものです。

わたしたちが神の恵みの約束を信じ、悔い改めて祈り求めるなら、踏み固められた道端を柔らかい地とし、岩地から岩を取り除き、茨を一掃する、神の力あるわざ、恵みのみわざを見ることができます。みことばを豊かに宿し、それに満たされ、生かされるというゴールに向かっていきましょう。

 


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メッセージ内容(2023年9月10日)
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説教キリストのかたち(10)みことばに生きる幸い.pdf
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