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1月21日「愛は恵みのうちに」(ヨハネの手紙第一 3:18〜24)


説教要約

今朝のみことばは、具体的な行動による真実な愛の実践を勧めています。しかし、まずはこの箇所の根底にあるヨハネの「祈りの心」に目を留めたいと思います。この箇所は、真実な愛を実践していくために「祈り」がいかに大切かということを、私たちに教えてくれています。

「ことばと口先だけではなく、行いと真実をもって愛する」(18節)というみことばは、真剣に考えれば考えるほど困難さを思い知らされ、自分の愛のなさを自覚させられます。しかしヨハネは、そうすることによって「自分が真理に属していることを知り、神の御前に安らかでいられる」(19節)と言い切ることができました。ヨハネにも、「心の責め」(20節)はありました。決して完全な者ではありませんでした。しかし祈りにおいて格闘する中で、ヨハネは神の御前でとり扱われ、神の愛と真実に支えられ、励まされて、人を愛する者へと変えられたのでした。

愛がなく、欠けのある私たちが、「真実」をもって人を愛していくためにはどうすればよいのでしょうか。そのためには、ヨハネと同じように、神の御前、すなわち「祈り」において整えられることが大切です。

1)神の御前において、私たちは自分自身を偽る必要がない

私たちは先ず自分自身を偽ることをやめなければなりません。すべての重荷をおろすことができるのは、私たちの偽らざる姿を既にご存知のうえで、それでも愛してくださっている神の御前においてだけです。

2)神の御前において、神は私たちに真実を示してくださる

神が本当に自分を愛し受け入れてくださっていることを知り、神の愛と真実を体験すること、その恵みの体験が、私たちが真実の愛の源です。私たちの力や資質ではなく、神の真実な愛こそが、私たちが立つところです。

神の御前にとどまり続けることが、私たちの真実な愛の実践のはじまりです。神の愛と恵みの中にとどまり続けるとき、私たちは与えられた御霊により愛することの困難を超えて、そこにある喜びに目が開かれてゆくのです。

 


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メッセージ内容(2024年1月21日)
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2024年1月21日礼拝説教原稿「愛は恵みのうちに」 .pdf
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