説教要約
4月というとイースター(復活祭)、5月というとペンテコステ(聖霊降臨日)というイメージをクリスチャンは持っています。今年は5月19日がペンテコステとなります。ペンテコステについて見てゆきましょう。
1) 聖霊とは愛の贈りもの・・
イエスは「わたしは、あなたがたを捨てて
孤児にはしません」ヨハネ14:18と、言われました。聖書では「孤児」や「やもめ」は最も弱い立場にある人々とされています。イエスが「孤児」という言葉を使われたのは、孤児を優しく護り、必要とあれば、力をもってその味方となってくださるほどの父なる神の大きな愛を、弟子たちに伝えるためでした。イエスは、ご自分を信じる者を決して見捨てないと約束しておられるのです。
2) 聖霊とはもう一人の助け主・・
イエスは、聖霊を「もう一人の助け主」と呼ばれました。「もう一人の」ということばは、イエスと「同じもの」という意味があります。「助け主」は「パラクレートス」と言い、「そばに呼ばれた者」という意味があります。この言葉は、裁判のとき、依頼人に代わって法廷に立ち、依頼人を護ってくれる「弁護人」を指すのに使われています。聖霊は、常に、弟子達の「弁護者」として働かれました。また「パラクレートス」は、「慰め主」という意味もあります。弁護人は問題が起こった時に助けてくれますが聖霊は「慰め主」として人生の、また、生活のどんな場面でも、私たちを助け、弁護し、そして、慰めてくださる人格的なお方でもあるのです。
3) 聖霊とはいつまでも、ともにいてくださるお方・・
イエスは聖霊が、信じる者の内に住み、「いつまでも…ともにいる」ようになると約束されました。聖霊のお働きは創世記のはじめから記されています。ただ旧約時代には聖霊はいつまでも、人と共にいてくださったわけではありません。しかし、イエス・キリストを救い主と信じる者に与えられる聖霊は「いつまでも、ともにいてくださる」お方です。聖霊は、時たま、私たちを訪れる「訪問者」ではなく、「家族」のように、いつも一緒に、私たちのすぐ側にいて、私たちを慰め、励まし、助け、導いてくださるお方です。聖霊について知って下さいましたか?!
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