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9月8日「神の愛に生きる」(マルコ12:28~34)


説教要約 

「神の愛によって生きる」ということが信仰者の歩みの目標と言えます。「神の愛」について深く知ることは信仰生活に大いなる益となります。今日の箇所から「神の愛」について何を学ぶことが出来るでしょうか?

 

1)愛には順番があります。・・・

神は、人間を、神を愛し人を愛する者として造られました。神と人を愛することが、私たちに与えられた人生の目的です。そして「神を愛する」ことと「隣人を愛する」ことの二つの命令、教えは切り離すことはできません。しかし愛についてはその順番があります。人を愛する愛は、神を愛する愛から出てくるものなので、何よりも神を愛することが優先されます。(自分も含めた)人を愛すること優先すると神を愛する方に動くのではなく、神様から離れた方に動きやすいのです。

 

2)神の愛の示し方・・・

イエス・キリストは神のひとり子です。「ひとり子」という言葉は、イエス・キリストが神にとってどんなにかけがえのないお方であるかを示しています。それこそ、神が神の御子、ひとり子イエス・キリストのために全世界を、いや全宇宙を与えても不思議ではありません。ところが、神は、イエス・キリストに全世界を与えたのでなく、イエス・キリストをこの世に与えられたのです。神は、御子のために人間を犠牲にしたのでなく、人間のために神の御子を犠牲にしたのです。ここに神の愛が表わされているのです。

 

3)受け入れてこその愛・・・

どうしたら、私たちは神を愛することができるようになるのでしょうか。それは、まず神に愛されることから始まります。神に愛されるとはまず、神が私を愛してくださっていることを受け入れることです。その愛を受け入れた時、私たちのうちに、神の愛が注ぎ込まれます。神がこんなにまで、私たちを愛しておられるのに、なぜ人はこの神の愛を受け入れないのでしょうか。聖書は、人間の高慢が、神の愛を受け入れるのを妨げていると教えています。この無条件の神の愛に、私は罪人です。私には救いが必要です。あなたの愛が必要ですと、どんな条件もつけず、謙虚に神の愛を受け入れる、それが、十字架に示された神の愛に応える唯一の道です。

 


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メッセージ内容(2024年9月8日)
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