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10月6日「シリーズ「神の国を知る」(2)まず神の国と神の義を」(マタイ6:31~34)


説教要約 

 

「まず神の国と神の義を求めなさい。」とは、よく知られた言葉ですが、この言葉にはどんな意味があるのでしょうか。

 

1)神の国・・

「神の国」とは、神のご支配のことです。支配ということばに抵抗があるかもしれませんが「管理する」「コントロールする」と考えると被造物すべてのものがうまく動いているのは神が管理していて下さるからだと言えます。聖書は神が私を支配して下さらないなら、罪と悪が私を支配することになると教えています。私たちは生まれながら神のご支配を、神の国を求めているのです。神の国は、人間の力でたぐり寄せることができるものではありませんし、その必要もありません。神の国は、それ自体の力をもってわたしたちのところにすでに押し寄せてきています。神の国に入るのに必要なのは、神の国を謙虚に受け入れることだけです。

 

2)神の義・・

「神の義」とは、神の前での正しさのことです。その正しさとは完全な正しさです。神の前に正しくない人は、神の国に入ることが出来ません。そして「義人はいない、一人もいない」ローマ3:10わけですから誰一人入ることは出来ません。では私たちが義とされる道はあるのでしょうか?あります!それはイエス・キリストによる義です。神はご自分のひとり子を罪人として死なせることによって、御子イエスを信じる者にイエスの持っておられた義を与えてくださいます。つまり、わたしたちの罪がキリストのところに行き、キリストの義がわたしたちのところに来るのです。このようにして神はイエス・キリストを信じる者が罪を赦され、神の前に正しい者として立つことができるようにしてくださったのです。

 

3)人生の優先順位・・

神の愛と恵みのご支配が、今、ここにあることを信じる。イエス・キリストによって罪の赦しをいただき、神の義を受け、神の愛と恵みの中に生きる、それが「神の国と神の義とを求める」ということです。神の国と神の義を最優先するということは、他のことは何もしなくて良いということではありません。神のことを第一にする時にその他の必要もおのずと満たされてゆきます。神のことを第一とする時に様々な義務は感謝と喜びをもって果たすことができるようになるのです。

 

 


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メッセージ内容(2024年10月6日)
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