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10月27日シリーズ「神の国を知る」(4)「神の国を相続するとは」(コリント第一15:50~58)


説教要約

 

1)神の国を相続するとは・・パウロは、イエス・キリストを信じる信仰者たち、つまり私たちが、この世の終わりの日、主イエスの再臨の時に、復活して、新しいからだ、霊のからだを与えられるという、希望の約束について語ります。

さらに御霊のからだを与えられた者は神の国に入られるばかりか、神の国を相続する者となることが言われています。

それは救いの完成とも言うことが出来ます。

神の国を相続する者というのは神の国に入られているという恵みをはるかに超えて、神の国に属するものをすべて受け継ぐということです。

復活によって御霊のからだとなる者には想像を遥かに超える神の恵みが用意されているのです。

 

2)復活と奥義・・パウロはキリストの十字架と復活が私のためであると信じる者は世の終わりにキリストがもう一度来られる時に復活し、御霊のからだに変えられるという奥義を語ります。

復活とは信仰者の努力目標ではありません。

また神様の救いの恵みの最後のつけ足し、あるいはおまけでもありません。

復活こそ、私たちが神の国を受け継ぐために、つまり救いの完成にあずかるために、必要不可欠なものなのです。

それをキリスト信仰によって与えられるということこそ奥義であり、隠された真理なのです。

この奥義を当時も今も理解出来ない、信じられないという人は多くいます。

これは信仰によってしか知ることが出来ないものです。

 

3)復活信仰による真の前向きな人生・・この復活の希望、神様の恵みによる死に対する勝利の希望に生きる時、私たちのこの世の生活は変わります。

58節「ですから、私の愛する兄弟たち。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。

あなたがたは、自分たちの労苦が主にあって無駄でないことを知っているのですから。」は

そのことを語っています。

御霊のからだ、朽ちることのない人生が与えられた者は永遠のいのちがあるからこそ、地上で残された自分のいのちを主にあって無駄にならないことを知っている者として精一杯生きること、隣人のために精一杯愛をもって生きることが出来るのです。

 

 


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メッセージ内容(2024年10月27日)
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