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12月29日「終わりは神の計画の始まり」(ペテロ第一 1:1〜5)


説教要約

 

今日は2024年最後の主日礼拝です。Endということばには「終わり」という意味と「目的」という意味があります。クリスチャンにとっては「終わり」は終わりでも、次の「目的」に進むために一区切りつけるという意味での終わりと考えることができます。

 

ペテロは信仰者が次に歩みを進めるために、先ず神によって自分達がどのような存在とされているかを確認するようにと教えています。それは3つのことば「選ばれている」、「新しく生まれている」、「守られている」で表わすことが出来ます。

 

1)私たちは神によって選ばれている・・・一般的にどの分野においても「選ばれる」ということは栄誉なことであり、特権です。人に選ばれることが栄誉なことであるなら、神に選ばれているということはどれほど大きな栄誉であり、特権でしょうか。ただ何故、私が選ばれたかとなると「神のみ心によって」としか言いようがありません。はっきりしていることは「自分の力や能力」ゆえに選ばれたわけではないということです。そして「選ばれた目的」は選ばれた者によって神の恵みと力が表わされるためです。私に出来ることは「神様の栄光のために小さな私を用いて下さい」と神に委ねることではないでしょうか。

 

2)私たちは神にあって「新しく生まれた者」です・・・「新しく生まれる」とは「上から生まれる」という意味もあります。私たちはイエス・キリストを信じたとき、神によって生んでいただき、神の子どもとなりました。キリストと共に復活し、聖霊によって新しい性質を与えられ、神の言葉に養われて成長していく者とされたのです。神が与えて下さる新しいいのちは「永遠のいのち」と呼ばれます。神が与えてくださる永遠のいのちによってすでにこの地上の生涯から始まっている永遠を、神の国で、神と共に生きてゆく者なのです。

 

3)私たちは神によって「守られて」います・・・選ばれていることによって与えられている使命の大きさや新しく生まれ、生活が永遠に続くことを知れば知るほど気負いや不安が起こります。しかし、神は私達を守り、必要な力や知恵を与えて下さることを覚え、神を信頼致しましょう。

 


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メッセージ内容(2024年12月29日)
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終わりは神の計画の始まり.pdf
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