説教要約
賛美の詩
<神はわがやぐら>作曲、作詞 ルター
マルチン・ルターには、フィリップ・メランヒトンという改革の協力者がいました。ルターは、「フィリップ、詩篇46を歌おうじゃないか」と言って、この詩篇を一緒に歌ったと伝えられています。実際、ルターは、この詩篇から、「神はわがやぐら」という讃美を作っており、それは宗教改革を導く歌となりました。このように詩篇46篇は、いつの時代も愛され、特に、困難な時に、人々の慰め、励ましとなってきたのです。歌詞を味わいたいと思います。
<神はわがやぐら>
1.私たちの神はかたいとりでよい守りの武器です。
神は私たちを苦しみ、悲惨から助け出してくださいます。
古い悪い敵はいま必死にあがいており、その大きな勢力と策略を用いて
攻撃してくるので地上の存在でこれに勝てる者はおりません。
2.私たちの力は無にひとしいのです。私たちは立ちえません。
けれども私たちに代わって戦ってくださる方がおります。
それは神ご自身が立ててくださった戦士であられます。
そのお名前を尋ねますか? その御名はイエス・キリストです。
万軍の主なるお方であり、神ご自身であられるお方です。
主は敵に譲ることはありません。
3.悪魔が世に満ちて私たちを飲み込もうとするときも
私たちは恐れなくてもいいのです。私たちは敵に勝利します。
この世を支配するサタン、悪魔がたけり狂っておそってくるときも
彼の手は私たちにとどきません。
彼は神のみことばの一撃で、打ち倒されてしまいます。
4.世の人たちがみな神のみことばをあざけり、
みことばをふみにじって畏れを知らないときであっても
主は私たちと共に戦ってくださり、聖霊と賜物を与えてくださいます。
世の人たちが地上のいのち、財産、名誉、妻子を奪いとろうとしても
世の人たちは何も得ることはできません。
神の国は永遠にクリスチャンのものです。
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